日帰りプログラム
「ニワトリ、命を食べる。」
2013年10月26日(土)9:00~15:00
会場:ネコ事務所(中城村)
週末に開催しまし年に一度のチキンパーティ「ニワトリ、命をたべる」の様子をお伝えします。生きているにわとりから料理をつくっていく、なかなか出来ないアウトドアクッキングの日になります。
今回集まったのは、2歳のちびっ子から幼稚園、小学生のお兄ちゃん、そしてお父さん、お母さん方まで、それぞれ家族での参加になりました。
このプログラムは、生きているニワトリをさばく体験。「命を食べる」プログラムです。でも、ネコのわくわく自然教室では悲しい日、辛い体験にはなりません!年に一度の新鮮なニワトリから料理が出来るスペシャルな日。チキンパーティです。お肉を食べることは特別なことではありません。毎日、みんながいただいているもの。今日は美味しい料理の日なんです。なので、ネコのニワトリ料理でのルールは3つだけ。
1)必ず親子で参加して、親子で1羽ずつさばきます。
2)悲しいことなんてない。たのしく、おいしく料理しよう!
3)そして出来上がった料理でお腹おいっぱいになろう!
もちろん、はじめてニワトリをさばく子ども達、お母さん方はドキドキです。料理とは言っても、生きているニワトリを押さえて、首を切らなければなりません。説明を聞くときの表情は、期待満々、そして不安な表情も見せていました。
それでも、たのしく!おいしく!これがモットー。
料理の手順は簡単です!
1)まずは、首をちょこっと切って血を出します。この作業が一番ドキドキ。動くニワトリの首に包丁を当てて動脈を切らなければいけません。素早くしないとニワトリも大変です。慣れていなかったり、勇気が出ないと包丁に力が入らずになかなか脈までは届きません。そして、出てきた血の温かさ。触った人は皆「熱い!」と言ってしまうほど。これが生きているニワトリなんです。お母さんが頑張ったところ、お父さんの強さを見せたところ、幼稚園生でも一緒にやって見たい!と包丁を持ったところ、大学生でもなかなか切れずに(思い切りが足りなくて力が入らず…)苦労したところ。それぞれに格闘した第一段階でした。
今日、料理するのはやんばるの養鶏場から頂いてきた「廃鶏(はいけい)」と呼ばれる卵を生むためのニワトリ。卵を生産的に生むのは生後20ヶ月ほどで、その後は廃棄処分となっているそうです。お肉用のニワトリではないので、スーパーなどで一般に売られている鳥肉に比べると、肉の大きさもやわらかさも違いますが、鳥肉本来の旨味が詰まったちょっと硬めの美味しいお肉になります。
2)しばらく逆さに吊るして、血を抜き切った後は、お湯に数秒つけてから羽をむしっていきます。お湯につけると毛穴が緩んで子ども達が引っ張るだけで羽が抜けていきます。羽をむしるのは、作業としては大変ですがここをすぎるとあっという間に「お肉」に見えてきます。さっきまで、真っ赤な血を見て戸惑っていた子も、もうニワトリにさわれるようになってきました。
3)羽がなくなったら、いよいよ解体に入ります。ここでは、どんなお肉で作られているのか、ひとつひとつ見て行くために、ここではもも肉、ムネ肉、ササミなどパーツごとに切り分けて行きます。お店で売られているパーツごとキレイに切れていくことにビックリ。そして一番感動したのが、お腹を切った時。お腹の中から、真っ白な卵が出てきた!!これには説明なしに子ども達も第興奮です!これこそ理屈ではない学びですね。
4)そして、切り終わったお肉を使って料理がはじまりました。みんなそろそろお腹もなり始めています。廃鶏のお肉は、肉そのものの味がわかる炭火焼が一番美味しい!ということで、今日のメニューはもも肉やムネ肉の炭火焼がのった「チキンカレー」、そして骨やネック(首)などを野菜と煮込んだ「鶏ガラスープ」。更には、手羽先を甘酢で煮込んだ「手羽先の甘酢煮」、そしてそして、お腹から出てきた「卵のたまごのゆで卵」。
さぁ、いよいよいただきますの時間です!
よく、このプログラムについて聞かれる中で、「たべられなくなった子はいませんか?」と言われます。少なくともネコのプログラムでは、そうしたことはこれまではありません。写真の表情をご覧下さい。みんな笑顔で、おいしく頂いていました。もちろん、あの血が付いたてのあたたかさ、ニワトリの羽をむしったときの感覚はみんな新鮮だったようで、とってもよく覚えているようです。何年か経った後に聞いても、その食べたものの美味しさと、血の感覚は忘れられないようです。
みんながこの美味しさとともに、今日の「料理」の感覚を忘れないでいてくれることを願っています!
なかなかできない機会でしたが、今年も美味しく、たのしいニワトリパーティーになりました。ご参加ありがとうございました!また、続けて参加して下さいね!
(ゆうにー)
「ニワトリ、命を食べる。」
2013年10月26日(土)9:00~15:00
会場:ネコ事務所(中城村)
週末に開催しまし年に一度のチキンパーティ「ニワトリ、命をたべる」の様子をお伝えします。生きているにわとりから料理をつくっていく、なかなか出来ないアウトドアクッキングの日になります。
今回集まったのは、2歳のちびっ子から幼稚園、小学生のお兄ちゃん、そしてお父さん、お母さん方まで、それぞれ家族での参加になりました。
このプログラムは、生きているニワトリをさばく体験。「命を食べる」プログラムです。でも、ネコのわくわく自然教室では悲しい日、辛い体験にはなりません!年に一度の新鮮なニワトリから料理が出来るスペシャルな日。チキンパーティです。お肉を食べることは特別なことではありません。毎日、みんながいただいているもの。今日は美味しい料理の日なんです。なので、ネコのニワトリ料理でのルールは3つだけ。
1)必ず親子で参加して、親子で1羽ずつさばきます。
2)悲しいことなんてない。たのしく、おいしく料理しよう!
3)そして出来上がった料理でお腹おいっぱいになろう!
もちろん、はじめてニワトリをさばく子ども達、お母さん方はドキドキです。料理とは言っても、生きているニワトリを押さえて、首を切らなければなりません。説明を聞くときの表情は、期待満々、そして不安な表情も見せていました。
それでも、たのしく!おいしく!これがモットー。
料理の手順は簡単です!
1)まずは、首をちょこっと切って血を出します。この作業が一番ドキドキ。動くニワトリの首に包丁を当てて動脈を切らなければいけません。素早くしないとニワトリも大変です。慣れていなかったり、勇気が出ないと包丁に力が入らずになかなか脈までは届きません。そして、出てきた血の温かさ。触った人は皆「熱い!」と言ってしまうほど。これが生きているニワトリなんです。お母さんが頑張ったところ、お父さんの強さを見せたところ、幼稚園生でも一緒にやって見たい!と包丁を持ったところ、大学生でもなかなか切れずに(思い切りが足りなくて力が入らず…)苦労したところ。それぞれに格闘した第一段階でした。
今日、料理するのはやんばるの養鶏場から頂いてきた「廃鶏(はいけい)」と呼ばれる卵を生むためのニワトリ。卵を生産的に生むのは生後20ヶ月ほどで、その後は廃棄処分となっているそうです。お肉用のニワトリではないので、スーパーなどで一般に売られている鳥肉に比べると、肉の大きさもやわらかさも違いますが、鳥肉本来の旨味が詰まったちょっと硬めの美味しいお肉になります。
2)しばらく逆さに吊るして、血を抜き切った後は、お湯に数秒つけてから羽をむしっていきます。お湯につけると毛穴が緩んで子ども達が引っ張るだけで羽が抜けていきます。羽をむしるのは、作業としては大変ですがここをすぎるとあっという間に「お肉」に見えてきます。さっきまで、真っ赤な血を見て戸惑っていた子も、もうニワトリにさわれるようになってきました。
3)羽がなくなったら、いよいよ解体に入ります。ここでは、どんなお肉で作られているのか、ひとつひとつ見て行くために、ここではもも肉、ムネ肉、ササミなどパーツごとに切り分けて行きます。お店で売られているパーツごとキレイに切れていくことにビックリ。そして一番感動したのが、お腹を切った時。お腹の中から、真っ白な卵が出てきた!!これには説明なしに子ども達も第興奮です!これこそ理屈ではない学びですね。
4)そして、切り終わったお肉を使って料理がはじまりました。みんなそろそろお腹もなり始めています。廃鶏のお肉は、肉そのものの味がわかる炭火焼が一番美味しい!ということで、今日のメニューはもも肉やムネ肉の炭火焼がのった「チキンカレー」、そして骨やネック(首)などを野菜と煮込んだ「鶏ガラスープ」。更には、手羽先を甘酢で煮込んだ「手羽先の甘酢煮」、そしてそして、お腹から出てきた「卵のたまごのゆで卵」。
さぁ、いよいよいただきますの時間です!
よく、このプログラムについて聞かれる中で、「たべられなくなった子はいませんか?」と言われます。少なくともネコのプログラムでは、そうしたことはこれまではありません。写真の表情をご覧下さい。みんな笑顔で、おいしく頂いていました。もちろん、あの血が付いたてのあたたかさ、ニワトリの羽をむしったときの感覚はみんな新鮮だったようで、とってもよく覚えているようです。何年か経った後に聞いても、その食べたものの美味しさと、血の感覚は忘れられないようです。
みんながこの美味しさとともに、今日の「料理」の感覚を忘れないでいてくれることを願っています!
なかなかできない機会でしたが、今年も美味しく、たのしいニワトリパーティーになりました。ご参加ありがとうございました!また、続けて参加して下さいね!
(ゆうにー)
by neco-waku
| 2013-11-01 23:30
| ◇にわとり、命を食べる
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