2013年度・ネコクラブBコース
第3回「森歩きの達人になろう!」
2013年6月8日(土)
国頭村
6月に入り、ネコクラブは早くも3回目!宝探しやキャンプを通して少しずつ逞しく、そして仲良くなってきた今年のメンバーで今回向かった先は、沖縄本島北部のやんばるの山の中。沖縄の亜熱帯の「森」を冒険する1日です。今回はまずBコースの様子をお届けします。(※1枚目の集合写真はダウンロード出来るように他よりも少し大きなファイルサイズでアップしています)
~ネコクラブは1年間を通して月1回、沖縄の大自然の中にでかけていく自然教室です。海、山、川での体験だけではなく、年長から中学生までの子ども達と大学生のメンバーの出会い、ふれあいを通した異年齢の絆をつくる教室です。今年度は5月から翌年の3月まで、全12回にわたってさまざまな探検にチャレンジします。~
【ネコクラブの詳細】http://www.neco-hp.com/necoclub.html
ネコクラブ3回目の今回は、初めてバスに乗って遠くまで冒険に出かけました。沖縄本島最高峰の与那覇岳の山腹を目指して、中城の事務所を出発すること3時間。途中、休憩も挟みましたが、とっても長い旅になりました。でも、みんなのテンションはとっても高い!あれ?もうついちゃったの?なんて声も聞こえてくるほどです。
なんたって、今日はみさねぇとさきねぇが、たのしい楽しいバスレクをしてくれたからです。長いバス移動があるネコクラブの車内では、その回で出合える生き物の話やその日遊ぶ自然のこと、みんなのお世話をしてくれるスタッフのことなどいろいろな話をしてくれます。お勉強ではなく、クイズにしたり、絵を描いたり、鳴き真似をしたり、とっても楽しい時間です。
今日のバスレクのテーマは、ずばり「やんばるの森の生き物」。天然記念物の生き物たち、その生態や鳴き声の聞き分け方まで、いろんなことをクイズにして教えてくれました。ハブとヒメハブの違い、ノグチゲラのオスメス、シリケンイモリの毒の名前まで、なかなか奥が深いんです。そのためネコクラブを1年間していると、そこらの大学生でも知らないような沖縄の生き物についてのうんちくがわかっちゃいます。そして、そうしたことを知っているのと知らないのとでは、同じ森を歩いていても面白さが全然違うんです。だからこそ、ネコクラブでは力を入れていることでもあります。
さぁ、そうこうしているうちに与那覇岳の登山口のところまで到着です。ここからはバスを降りて徒歩で亜熱帯の木々がうっそうとしている林道を歩いて行くことになります。今日はあいにくの雨模様。パラパラと雨が降ったり止んだりの天気。森の中は霧に包まれていて、木の上の方を見ると白く曇っています。全員レインコートを着込んで、探検気分にはいい感じです。これだけ湿度があると、沖縄のもりではたくさんの生き物が出てきてくれます。
さっそく、キノボリトカゲを発見!最初の1匹目には、みんなの歓声が上がります!!「アイタタタ~」こっちでは、捕まえたキノボリトカゲにかまれて逆襲をうけてます(笑)
何匹もキノボリトカゲをみつけたり、お~きなヒカゲヘゴの大木を見上げたりしながら、森の奥に進んでいくと真っ青なトンボに遭遇。これはリュウキュウハグロトンボ。とってもきれいな色をしていました。他にもやんばるの森にしかいないでっかいナメクジ、火星人みたいなザトウムシ、なが~~~いだんごむしみたいなヤスデの仲間などなど、へんてこな生き物もいっぱい。わからないものがあると、初めて見つける虫や生き物にビクビクしながらも、知らない生き物をみつけたら、スタッフに聞いてみたり、配られているこの森の生き物図鑑を開いたりしながら、いろんなアンテナを伸ばして、森を体中で感じている子ども達。とってもたのしそうです。
気づけば雨も上がって、最後は森の一番奥でみんなで「ハブポーズ」で集合写真を撮ったら引き返す時間です。
あっという間の森歩きでしたが、いろいろな生き物に出合えて、沖縄にしかいない鳥の鳴き声を聞き分けられたり、国頭村まで来たからこそ体験できる森遊びを満喫した1日でした。
帰りのバスも元気に盛り上がっていました!みさねぇ、おつかれさま!
次のネコクラブは、7月「川あそび」。ライフジャケットを着けて川に飛びこみます。お楽しみに!
(ゆうにー)
by neco-waku
| 2013-06-15 00:55
| ◇ネコクラブ
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