2012年度・ネコクラブCコース
①「鍾乳洞たんけん!」
2012年5月20日(土)
ヌチシヌジガマ(うるま市石川)
昨日は、2012年度のネコクラブ「Cコース」の1回目でした。今年からはじまったCコースは「Challengeコース」と題して、A,Bよりも少しワイルドな遊びに挑戦するコースです。今回は26名のメンバーが集まりました。9割以上の子ども達がネコクラブの経験者であり、平均ネコクラブ経験年数はなんと「2.5年!」というタフなメンバーが揃ったCコースです。(ちなみにAコース、Bコースは共に平均ネコクラブ経験年数が0.45年です)
~ネコクラブは1年間を通して月1回、沖縄の大自然の中にでかけていく自然教室です。海、山、川での体験だけではなく、年長から中学生までの子ども達と大学生のメンバーの出会い、ふれあいを通した異年齢の絆をつくる教室です。今年度は5月から翌年の3月まで、全12回にわたってさまざまな探検にチャレンジします。今年からは、A,B,Cの3コースでの募集となっています。~
■ネコクラブの詳細はこちらからご覧下さい(http://www.neco-hp.com/necoclub.html)
Cコースの1回目である今日は、ワイルドに鍾乳洞へ探検に出かけました。みんな経験数が豊富とあって、朝の集合時からかなりテンション高めです。初めてのメンバーも、ネコクラブは初めてとは言えこれまでにいくつかキャンプに参加したことがある子ども達なので、あっという間にスタッフや同じ様な子ども達と仲よくなってしまいました。
出発前、ゆうにーから悲しいお知らせを子ども達にしなければなりませんでした。これまで何年もネコクラブで一緒だった6年生の町田まおちゃんが、先日、学校帰りの交通事故で亡くなったというお知らせです。メールの連絡などで既に知っていた子ども達も多かったですが、今朝初めて聞いた子もおり、驚きの表情に言葉が詰まってしまいました。ついこの前まで一緒に遊んでいた大切な仲間。突然の別れに本当にびっくりするしか出来ません。本当に悲しいことです。みんな、まおの分も元気に、たくさんいろんなことを感じながら成長していこうね!
さぁ、今日の探検先は鍾乳洞。荷物を持ったら、元気にバスに乗って出発です!
ネコクラブでバスに乗ってお出かけするのは久しぶり、思い返せば、まおも一緒だった去年11月の「ミッションin海洋博」以来のバスでのお出かけです。みんなで席にぎゅっと座ってワイワイするのも、スタッフのたのしいバスレクで盛り上がるのも、ネコクラブならではの楽しい時間。今日は、まりねぇ、なつきねぇがたのしい時間を作ってくれました!ありがとう~(^o^)
今日向かったのは、うるま市石川にある鍾乳洞「ヌチシヌジガマ」。沖縄にはたくさんある太古の石灰岩が溶けてできた鍾乳洞です。中には川が流れており、その流れに沿って鍾乳洞の中を歩いて行くことが出来る場所です。
ヌチシヌジガマ、古くからの言い伝えでこの名前で呼ばれています。
~その昔、今帰仁の戦いで敗れた王子が泉湧くガマに隠れていた。洗濯に来た助成にご飯を恵まれ、命をつなぐことが出来た。二人は結婚し、後に伊波城主になった。それ以来この自然壕を「命(ぬち)しぬじガマ」と呼ぶようになった~ そうです。また、戦時中は、住民300名が非難していたが、戦闘による犠牲者が出ずガマ内で赤ちゃんも生まれるなど縁起の良いガマとして知られているそうです。
★ガマへ入るには、ヘッドライトやウォーターシューズなどの装備と、管理者への許可及び入場料の支払いが必要ですのでご注意下さい。
【お問い合わせ】
ぬちしぬじガマ保存会
090−4517−1748(池原さん)
戦争などで死んだ人がいなく、怖い場所ではないと知ってみんな元気にテンションアップ!ヘッドライトをそれぞれつけて、いざ鍾乳洞の中へ進んでみましょう~。Cコースは、小学校1年生から6年生まで小さい子もいれば、大きい子もいます。みんなで、迷ったり、ケガをしたりしないようにバディを組んで歩き出しました。さすがCコースのメンバー。「危ないから、バディを組んで!」と言ったらすぐに必要性を理解して、自分達でバディを組むことが出来るこれなら安心です。
鍾乳洞の入口はとっても狭い。最初は大人だとかがまないと進めないくらいの細い通路が続いています。頭の上も気をつけながら、ゆっくり進んでいきました。頼りになるのは自分のヘッドライトとバディの声だけ。
しばらく進むと鍾乳洞の中を流れる川にたどり着いた。ここからは川の中をジャバジャバと歩いて行きます。それでも上を向くと天井から氷柱のような鍾乳石が垂れ下がっている。ここは洞窟の中なんです。大きなカニも発見!
みんな、もしここでヘッドライトがなくなったり、仲間とはぐれたらどうする??洞窟の中は、ライトの光がなければ自分の鼻先も見えない真っ暗な場所。もし、ライトがなくなったらどっちに進んでいいのかも全く見ることができない。広い場所まで進んできたところで、洞窟でそんなことがあったときの練習をしてみました。みんなのライトを消して、岩場の壁と仲間の体を手探りで触りながら、少しずつ進んでいきます。頼れるのは仲間の背中と手の感触だけ。たった10分ほどの真っ暗闇体験でしたが、まったく見えない状況でみんな手探りで進むことに少し慣れてきたかな?ドキドキしたね~~~!まずは、ヘッドライトを落とさないでね(笑)
さぁ、まだまだ先は長い。ここからは少しずつ水も深くなったり、泥だらけになったりする場所もあるぞ。ん?泥だらけはどこからか泥が飛んできたからか?(笑)さっすが歴戦のネコクラブメンバー。こんなまっくら洞窟でもドロがあれば投げたり、顔に塗ったり、遊び心は忘れることがありません(^O^)すっかりみんなどろだらけ。
もう何時間ここにいるんだろう?→1時間ちょっとですが(笑)。もうずっと暗い闇の中にいるような感覚に襲われます。見上げると小さなコウモリたちが飛び回っています。壁からは溶けた石灰岩が垂れ下がっていて、まるでアイスクリームの様にキレイ!上から落ちてくる石灰分たっぷりのお水もきもちいい(^O^)お水で岩がとけているなんて信じられないね~~。そんなことを話ながらまだまだ先に進んでいきます。
お、向こうに光が見える!!
鍾乳洞の出口が見えてきました。外の光りがまぶしい~~~。見て下さい写真を。すっかりみんな泥だらけです(笑)いつの間にか降り出している雨が、天然のシャワーですね。
こっちのメンバーは、帰り道ももう一回鍾乳洞に入ってドロだらけに。雨のシャワーだけでは落ちないくらい泥だらけだったので、水道で流させてもらいました。そのまま水浴びです!
あっという間に過ぎた時間。今年度1回目のネコクラブでしたが、Cコースらしい初回からかなりワイルドな内容で、子ども達は元気いっぱいたのしい1年間になりそうです。泥だらけになりながら、一緒に遊んでくれたスタッフのメンバー、今日は1年生スタッフもたくさんでしたが、みんな頑張ってくれましたありがとう!お疲れ様です!
★次のネコクラブはA,B,C合同開催になります。
5月26~27日の1泊2日で、那覇市にある「森の家みんみん」という施設でのお泊まり会です。今度は3コース合同開催なので子ども達、スタッフ合わせると80名近くなるワイルドなお泊まり会になりそうです。お楽しみに!たくさん森遊びや王様とりなどみんなで出来る遊びでたのしもう!
(ゆうにー)
ヌチシヌジガマ管理棟
①「鍾乳洞たんけん!」
2012年5月20日(土)
ヌチシヌジガマ(うるま市石川)
昨日は、2012年度のネコクラブ「Cコース」の1回目でした。今年からはじまったCコースは「Challengeコース」と題して、A,Bよりも少しワイルドな遊びに挑戦するコースです。今回は26名のメンバーが集まりました。9割以上の子ども達がネコクラブの経験者であり、平均ネコクラブ経験年数はなんと「2.5年!」というタフなメンバーが揃ったCコースです。(ちなみにAコース、Bコースは共に平均ネコクラブ経験年数が0.45年です)
~ネコクラブは1年間を通して月1回、沖縄の大自然の中にでかけていく自然教室です。海、山、川での体験だけではなく、年長から中学生までの子ども達と大学生のメンバーの出会い、ふれあいを通した異年齢の絆をつくる教室です。今年度は5月から翌年の3月まで、全12回にわたってさまざまな探検にチャレンジします。今年からは、A,B,Cの3コースでの募集となっています。~
■ネコクラブの詳細はこちらからご覧下さい(http://www.neco-hp.com/necoclub.html)
Cコースの1回目である今日は、ワイルドに鍾乳洞へ探検に出かけました。みんな経験数が豊富とあって、朝の集合時からかなりテンション高めです。初めてのメンバーも、ネコクラブは初めてとは言えこれまでにいくつかキャンプに参加したことがある子ども達なので、あっという間にスタッフや同じ様な子ども達と仲よくなってしまいました。
出発前、ゆうにーから悲しいお知らせを子ども達にしなければなりませんでした。これまで何年もネコクラブで一緒だった6年生の町田まおちゃんが、先日、学校帰りの交通事故で亡くなったというお知らせです。メールの連絡などで既に知っていた子ども達も多かったですが、今朝初めて聞いた子もおり、驚きの表情に言葉が詰まってしまいました。ついこの前まで一緒に遊んでいた大切な仲間。突然の別れに本当にびっくりするしか出来ません。本当に悲しいことです。みんな、まおの分も元気に、たくさんいろんなことを感じながら成長していこうね!
さぁ、今日の探検先は鍾乳洞。荷物を持ったら、元気にバスに乗って出発です!
ネコクラブでバスに乗ってお出かけするのは久しぶり、思い返せば、まおも一緒だった去年11月の「ミッションin海洋博」以来のバスでのお出かけです。みんなで席にぎゅっと座ってワイワイするのも、スタッフのたのしいバスレクで盛り上がるのも、ネコクラブならではの楽しい時間。今日は、まりねぇ、なつきねぇがたのしい時間を作ってくれました!ありがとう~(^o^)
今日向かったのは、うるま市石川にある鍾乳洞「ヌチシヌジガマ」。沖縄にはたくさんある太古の石灰岩が溶けてできた鍾乳洞です。中には川が流れており、その流れに沿って鍾乳洞の中を歩いて行くことが出来る場所です。
ヌチシヌジガマ、古くからの言い伝えでこの名前で呼ばれています。
~その昔、今帰仁の戦いで敗れた王子が泉湧くガマに隠れていた。洗濯に来た助成にご飯を恵まれ、命をつなぐことが出来た。二人は結婚し、後に伊波城主になった。それ以来この自然壕を「命(ぬち)しぬじガマ」と呼ぶようになった~ そうです。また、戦時中は、住民300名が非難していたが、戦闘による犠牲者が出ずガマ内で赤ちゃんも生まれるなど縁起の良いガマとして知られているそうです。
★ガマへ入るには、ヘッドライトやウォーターシューズなどの装備と、管理者への許可及び入場料の支払いが必要ですのでご注意下さい。
【お問い合わせ】
ぬちしぬじガマ保存会
090−4517−1748(池原さん)
戦争などで死んだ人がいなく、怖い場所ではないと知ってみんな元気にテンションアップ!ヘッドライトをそれぞれつけて、いざ鍾乳洞の中へ進んでみましょう~。Cコースは、小学校1年生から6年生まで小さい子もいれば、大きい子もいます。みんなで、迷ったり、ケガをしたりしないようにバディを組んで歩き出しました。さすがCコースのメンバー。「危ないから、バディを組んで!」と言ったらすぐに必要性を理解して、自分達でバディを組むことが出来るこれなら安心です。
鍾乳洞の入口はとっても狭い。最初は大人だとかがまないと進めないくらいの細い通路が続いています。頭の上も気をつけながら、ゆっくり進んでいきました。頼りになるのは自分のヘッドライトとバディの声だけ。
しばらく進むと鍾乳洞の中を流れる川にたどり着いた。ここからは川の中をジャバジャバと歩いて行きます。それでも上を向くと天井から氷柱のような鍾乳石が垂れ下がっている。ここは洞窟の中なんです。大きなカニも発見!
みんな、もしここでヘッドライトがなくなったり、仲間とはぐれたらどうする??洞窟の中は、ライトの光がなければ自分の鼻先も見えない真っ暗な場所。もし、ライトがなくなったらどっちに進んでいいのかも全く見ることができない。広い場所まで進んできたところで、洞窟でそんなことがあったときの練習をしてみました。みんなのライトを消して、岩場の壁と仲間の体を手探りで触りながら、少しずつ進んでいきます。頼れるのは仲間の背中と手の感触だけ。たった10分ほどの真っ暗闇体験でしたが、まったく見えない状況でみんな手探りで進むことに少し慣れてきたかな?ドキドキしたね~~~!まずは、ヘッドライトを落とさないでね(笑)
さぁ、まだまだ先は長い。ここからは少しずつ水も深くなったり、泥だらけになったりする場所もあるぞ。ん?泥だらけはどこからか泥が飛んできたからか?(笑)さっすが歴戦のネコクラブメンバー。こんなまっくら洞窟でもドロがあれば投げたり、顔に塗ったり、遊び心は忘れることがありません(^O^)すっかりみんなどろだらけ。
もう何時間ここにいるんだろう?→1時間ちょっとですが(笑)。もうずっと暗い闇の中にいるような感覚に襲われます。見上げると小さなコウモリたちが飛び回っています。壁からは溶けた石灰岩が垂れ下がっていて、まるでアイスクリームの様にキレイ!上から落ちてくる石灰分たっぷりのお水もきもちいい(^O^)お水で岩がとけているなんて信じられないね~~。そんなことを話ながらまだまだ先に進んでいきます。
お、向こうに光が見える!!
鍾乳洞の出口が見えてきました。外の光りがまぶしい~~~。見て下さい写真を。すっかりみんな泥だらけです(笑)いつの間にか降り出している雨が、天然のシャワーですね。
こっちのメンバーは、帰り道ももう一回鍾乳洞に入ってドロだらけに。雨のシャワーだけでは落ちないくらい泥だらけだったので、水道で流させてもらいました。そのまま水浴びです!
あっという間に過ぎた時間。今年度1回目のネコクラブでしたが、Cコースらしい初回からかなりワイルドな内容で、子ども達は元気いっぱいたのしい1年間になりそうです。泥だらけになりながら、一緒に遊んでくれたスタッフのメンバー、今日は1年生スタッフもたくさんでしたが、みんな頑張ってくれましたありがとう!お疲れ様です!
★次のネコクラブはA,B,C合同開催になります。
5月26~27日の1泊2日で、那覇市にある「森の家みんみん」という施設でのお泊まり会です。今度は3コース合同開催なので子ども達、スタッフ合わせると80名近くなるワイルドなお泊まり会になりそうです。お楽しみに!たくさん森遊びや王様とりなどみんなで出来る遊びでたのしもう!
(ゆうにー)
ヌチシヌジガマ管理棟
by neco-waku
| 2012-05-20 14:28
| ◇ネコクラブ
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