ニワトリ、命を食べる。
2016年1月30日(土)9:00-16:00
ネコ事務所(中城村)
先週末に開催した年に一度の特別プログラム「ニワトリ、命を食べる」の様子をお届けします。
ネコのわくわく自然教室でも年にたった1度しかない特別なこの日は、ニワトリ料理「チキンパーティ」が開催される日です!生きている新鮮なニワトリから美味しい料理を作ることに親子で挑戦しました!
土曜日は冷たい雨が降ったり、止んだりの天気になりましたが、今年もたくさんの家族が集まってくれました。小さなところは3歳、4歳と比較的小さな子から参加するのが、ネコのチキンパーティ!
生きているニワトリから料理をする命をいただくプログラムなので、参加するにも勇気が必要なプログラムですが、ネコのわくわく自然教室では、悲しい体験にならないようにすることを大切にしています。料理の工程としては、普段なかなかない段階から挑戦しますが、鶏肉を食べるというところはビックリすることではありません。何今日はいつもより「新鮮な鶏」を食べられるお祭り(≧∇≦)
そのくらいの楽しいイメージで臨んでもらえたらと思います。美味しいものを食べるときに悲しんでいては、鶏にも失礼!なので、ネコのニワトリ料理でのルールは3つだけ。
1)必ず親子で参加して、家族で1羽ずつさばきます。
2)悲しいことなんてない。たのしく、おいしく料理しよう!
3)そして出来上がった料理でお腹おいっぱいになろう!
と言っても、はじめてニワトリをさばくのは、大人でもなかなか緊張感します。料理とは言っても、生きているニワトリを押さえて、血を抜かなければなければなりません。説明を聞くときの表情は、期待満々、そして不安な表情も見せていました。
それでも、たのしく!おいしく!これが大切なんです!
料理の手順は簡単です!
1)血を抜こう!
まずは、首をちょこっと切って血を出します。これをするとニワトリが動かなくなります。この作業が一番ドキドキ。素早くしないとニワトリも大変です。慣れていなかったり、勇気が出ないと包丁に力が入らずになかなか脈までは届きません。ビックリするのは出てきた血の温かさ。触った人は皆「熱い!」と言ってしまうほど。これが生きているニワトリなんです。それぞれに格闘した第一段階。
今日、料理するのはやんばるの養鶏場から頂いてきた「廃鶏(はいけい)」と呼ばれる卵を生むためのニワトリ。卵を生産的に生むのは生後20ヶ月ほどで、その後は廃棄処分となっているそうです。お肉用のニワトリではないので、スーパーなどで一般に売られている鳥肉に比べると、肉の大きさもやわらかさも違いますが、鳥肉本来の旨味が詰まったちょっと硬めの美味しいお肉になります。
2)羽を抜こう!
しばらく逆さに吊るして、血を抜き切った後は、お湯に数秒つけてから羽をむしっていきます。羽をむしるのは、作業としては大変ですがここをすぎるとあっという間に「お肉」に見えてきます。さっきまで、真っ赤な血を見て戸惑っていた子も、もうニワトリにさわれるようになってきました。
3)お肉を分けよう!
いよいよ解体に入ります。ここでは、どんなお肉で作られているのか、ここではもも肉、ムネ肉、ササミなどパーツごとに切り分けて行きます。お店で売られているパーツごとキレイに切れていくことにビックリ。そして一番感動したのが、お腹を切った時。お腹の中から、たくさんの卵が出てきた!!これは卵のたまご。明日卵になるもの、明後日卵になるもの、と小さな黄身のような玉がたくさん出てきます。これには説明なしに子ども達も第興奮!
4)おいしく料理!
そして、切り終わったお肉を使って料理がはじまりました。お腹はペコペコ。今日のメニューはもも肉やムネ肉の炭火焼がのった「チキンカレー」、そして骨やネック(首)などを野菜と煮込んだ「鶏ガラスープ」。更には、手羽先を甘酢で煮込んだ「手羽先の甘酢煮」、そしてそして、お腹から出てきた「卵のたまごの味煮」。
5)いただきま~す!
待ちに待ったお昼ご飯!ちょっと堅めですが、自分達でさばいた鶏肉は、しっかりとした鶏の味がして美味しい。一番美味しかったのはガラでつくったスープ。骨までしっかりと美味しい味が出るニワトリに感謝!今年もごちそうさまでした!
いつの間にか雨は止んで、最後はネコらしく外に出かけて体を動かしました!ニワトリをさばいて、美味しく食べて、その後でこれだけ笑顔で遊べる!子ども達は逞しい(≧∇≦)
今年もたくさんのご参加ありがとうございました!
(ゆうにー)
2016年1月30日(土)9:00-16:00
ネコ事務所(中城村)
先週末に開催した年に一度の特別プログラム「ニワトリ、命を食べる」の様子をお届けします。
ネコのわくわく自然教室でも年にたった1度しかない特別なこの日は、ニワトリ料理「チキンパーティ」が開催される日です!生きている新鮮なニワトリから美味しい料理を作ることに親子で挑戦しました!
土曜日は冷たい雨が降ったり、止んだりの天気になりましたが、今年もたくさんの家族が集まってくれました。小さなところは3歳、4歳と比較的小さな子から参加するのが、ネコのチキンパーティ!
生きているニワトリから料理をする命をいただくプログラムなので、参加するにも勇気が必要なプログラムですが、ネコのわくわく自然教室では、悲しい体験にならないようにすることを大切にしています。料理の工程としては、普段なかなかない段階から挑戦しますが、鶏肉を食べるというところはビックリすることではありません。何今日はいつもより「新鮮な鶏」を食べられるお祭り(≧∇≦)
そのくらいの楽しいイメージで臨んでもらえたらと思います。美味しいものを食べるときに悲しんでいては、鶏にも失礼!なので、ネコのニワトリ料理でのルールは3つだけ。
1)必ず親子で参加して、家族で1羽ずつさばきます。
2)悲しいことなんてない。たのしく、おいしく料理しよう!
3)そして出来上がった料理でお腹おいっぱいになろう!
と言っても、はじめてニワトリをさばくのは、大人でもなかなか緊張感します。料理とは言っても、生きているニワトリを押さえて、血を抜かなければなければなりません。説明を聞くときの表情は、期待満々、そして不安な表情も見せていました。
それでも、たのしく!おいしく!これが大切なんです!
料理の手順は簡単です!
1)血を抜こう!
まずは、首をちょこっと切って血を出します。これをするとニワトリが動かなくなります。この作業が一番ドキドキ。素早くしないとニワトリも大変です。慣れていなかったり、勇気が出ないと包丁に力が入らずになかなか脈までは届きません。ビックリするのは出てきた血の温かさ。触った人は皆「熱い!」と言ってしまうほど。これが生きているニワトリなんです。それぞれに格闘した第一段階。
今日、料理するのはやんばるの養鶏場から頂いてきた「廃鶏(はいけい)」と呼ばれる卵を生むためのニワトリ。卵を生産的に生むのは生後20ヶ月ほどで、その後は廃棄処分となっているそうです。お肉用のニワトリではないので、スーパーなどで一般に売られている鳥肉に比べると、肉の大きさもやわらかさも違いますが、鳥肉本来の旨味が詰まったちょっと硬めの美味しいお肉になります。
2)羽を抜こう!
しばらく逆さに吊るして、血を抜き切った後は、お湯に数秒つけてから羽をむしっていきます。羽をむしるのは、作業としては大変ですがここをすぎるとあっという間に「お肉」に見えてきます。さっきまで、真っ赤な血を見て戸惑っていた子も、もうニワトリにさわれるようになってきました。
3)お肉を分けよう!
いよいよ解体に入ります。ここでは、どんなお肉で作られているのか、ここではもも肉、ムネ肉、ササミなどパーツごとに切り分けて行きます。お店で売られているパーツごとキレイに切れていくことにビックリ。そして一番感動したのが、お腹を切った時。お腹の中から、たくさんの卵が出てきた!!これは卵のたまご。明日卵になるもの、明後日卵になるもの、と小さな黄身のような玉がたくさん出てきます。これには説明なしに子ども達も第興奮!
4)おいしく料理!
そして、切り終わったお肉を使って料理がはじまりました。お腹はペコペコ。今日のメニューはもも肉やムネ肉の炭火焼がのった「チキンカレー」、そして骨やネック(首)などを野菜と煮込んだ「鶏ガラスープ」。更には、手羽先を甘酢で煮込んだ「手羽先の甘酢煮」、そしてそして、お腹から出てきた「卵のたまごの味煮」。
5)いただきま~す!
待ちに待ったお昼ご飯!ちょっと堅めですが、自分達でさばいた鶏肉は、しっかりとした鶏の味がして美味しい。一番美味しかったのはガラでつくったスープ。骨までしっかりと美味しい味が出るニワトリに感謝!今年もごちそうさまでした!
いつの間にか雨は止んで、最後はネコらしく外に出かけて体を動かしました!ニワトリをさばいて、美味しく食べて、その後でこれだけ笑顔で遊べる!子ども達は逞しい(≧∇≦)
今年もたくさんのご参加ありがとうございました!
(ゆうにー)
by neco-waku
| 2016-02-03 07:56
| ◇にわとり、命を食べる
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