日付が変わり、1月4日の夜中に解散したバックパッキング。楽しかったこと、辛かったことなどなどたくさんの思い出を胸に、久しぶりのお家で眠りにつくことができたことと思います。
ネコ事務所では朝からバックパッキングで使用した様々な機材の整備や整理を行いました。今回は解散からお家に帰ることなく、なんと10名の子どもたちが一緒に片付けを行いました。昨日まで山を歩いていた子たちとは思えないほどの元気で、朝から夕方まで片付けを行いました。
テント、シート、ガスバーナー、水、予備食材、ヘッドライト、衛生道具、救急用品、通信機器など様々なジャンルの機材を適切な整備方法で整理していきます。ザックやブーツ、スパッツ、カッパ、ザックカバーなどバックパッキングらしい機材もしっかり整備します。汚れを落とすこと、破損を修理することなどのポイントは使用後すぐに行うこと。これ以上の劣化を防いだり、小さい破損のうちに気づくことができたりします。また、この道具たちが活躍するのは、1年後。次の活動までの期間が長いものほど、より丁寧に行います。こうした細かい機材整備が安全で楽しいネコキャンプを支えています。
そのまま泊まってくれた子どもたちはスタッフに混ざり、それぞれの分担を責任を持ってやってくれています!こうした部分に関わってくれることで、スタッフの苦労や子どもたちからは見えないスタッフの努力が少しでも伝わると嬉しいですね。遊ぶことなく、しっかりと仕事をこなしてくれたみんな、本当にありがとう!自分たちのザックやトレッキングシューズも丁寧に感謝を込めて手入れしました。一緒にいられる時間が少しでも長くなり、しあわせな時間でした( ^ω^ )
他のメンバーもちゃんと家で自分の装備お手入れしてくださいね!6日間共に頑張った道具たち。ピカピカにして、ぜひ来年も出番を作ってあげてください!!
今年のバックパッキングは、元気一杯のメンバーが集まり、常に笑い声の絶えない時間でした。ゴールする前から、帰りたくないなぁ、またもう一度歩き出そうよなんて声が聞こえるほど充実した時間を過ごしてくれたのかと思うと非常に嬉しい気持ちになりました。
また、初めて参加の子、経験者の子それぞれに課せられた挑戦がありました。それはもちろんスタッフも。歩いたこともない長い距離、未知の世界、自分の限界への挑戦。経験者だからこそ、他のだれかのことまで考えること、より重い物をもつことへの挑戦。自分自身も重い荷物を持ち、いつ着くかわからない中での子どもたちと生活への挑戦。スタート前にメンバーに向けて私が掲げたテーマは「限界」。このバックパッキングは、辛いこと大変なことを自ら望んで挑む冒険です。辛いこと大変なことはたくさんある。でも、やるなら楽しく全力で!日常においてもそんな選択をできるみんなであってほしいと願っています。挑戦の種類や量は人によってそれぞれですが、みんながみんな自分の限界の先に少しでも触れることができた時間となったのではないかなと思います。ひなねぇももちろん、この期間たくさんの挑戦がありました。
夕方まで賑やかだったネコ事務所は、一気に音のない空間となりテラスに6日目を共にした機材たちが干されているだけ。年に一度、年末年始の大冒険もこれで本当におしまいです。年も学校も住む場所も違う小学生から大学生までがともに挑戦した6日間へのたくさんの応援ありがとうございました。辛い時、挫けそうになった時、一歩踏み出すエネルギーとなりました。
さようならは、寂しくひなねぇは、苦手ですが、また必ず会えることを信じて!みんな来年の挑戦も待ってるよ!!
(ひなねぇ)
by neco-waku
| 2020-01-04 22:24
| ◇バックパッキング
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