いよいよ今日から1週間の生活道場プログラム「チャレンジ通学合宿」の1週目がはじまりました。今週参加しているのは、沖縄市の泡瀬小学校、高原小学校、そして美東中学校の子ども達。今日から1週間に渡り、ネコ事務所での共同生活に挑戦します。そう、今日から7日間、ここで生活しながら各学校へと通学する合宿です。
このプログラムのテーマは、料理や買い物、そして生活にまつわる仕事を自分たちで行うこと。自分たちで話し合い、自分たちで考え、自分たちで料理も片付けもできるようにならなければなりません。
今日は昼に集まり、3つの学校のメンバーが、学校も学年もごちゃまぜの3つのグループにわかれてチームを作り、1週間の共同生活をスタートしました。まず、最初の仕事は、この期間中の料理を決めることです。ここでは、大人は教えてはくれますが、やってくれることはありません。決めることも、準備も、料理も、片付けもすべて皆で考えて行動していかなければなりません。そのためには、計画が大切。作るものだけではなく、材料、分量、そして手順までしっかりと確認しないと、自分達で作って行くことなど出来ません。料理だけでもこの合宿中、各チーム5回もあるんです。
さぁ、計画が終わったら次の料理分の買い物に出発です。が、まだまだ計画はかかりそう。調理道具の名前から覚えていかなければなりません。
期間中は、このブログで昼と夜に子どもたちの様子をアップします。おたのしみに。
~通学合宿とは~
通学合宿は、6泊7日の日程でいつもどおり小学校に通いながら合宿する生活体験がメインのちょっと変わったプログラム。春休みのキャンプとは違い自然体験やワイルドな冒険があるわけではありません。学年も学校も異なる子ども達が、一つ屋根の下で共同生活をしながら、料理、洗濯、買い物、掃除、そしてそれらをチームでこなしていくための話し合いにチャレンジします。
そう、これはいつも家でお母さんやお父さんがしてくれていること。ここでは大人は手出しをしてくれません。小学生ながらに大人数での長期間の共同生活にチャレンジします。「生活」と「自律」を学ぶ合宿として、普段の生活に近い形で、学校に通いながら行うのがこの通学合宿です。
ネコのわくわく自然教室では、6泊7日の通学合宿に取り組み始めて今年で14年目(沖縄市では13年目、中城村では8年目)。これまで500名以上の子ども達が巣立ったこの合宿。一週間の期間中、衣食住に関するすべての仕事を子ども達だけで取り組むことになります。献立づくり、買い物、料理に食器洗い、そうじ、洗濯、すべてのことを学年も性別もことなるメンバーが集まったグループごとに協力して取り組んで行きます。自分たちで「考え」、「先を見て行動し」、「他者と協力して」、そして「責任ある言動ができるようになる」これがこの合宿の目標です。そのためにたくさんの大学生などのスタッフメンバーが、手取り足取り教えてくれます。でも、手伝ってはくれません。「口は出すけど、手は出さない」がモットーです。
今年も沖縄市と中城村の各教育委員会の後援を受け、両市村の5小学校の児童を対象にこの週末から開催します。
▼A日程(対象:泡瀬小学校、高原小学校、美東中学校) ←今回
日程:2020年2月23日(日)~29日(土)
▼B日程(比屋根小学校、中城南小学校)
日程:2020年3月1日(日)~7日(土)
(ゆうにー)
▼通学合宿の様子はネコわくInstagramで動画配信中!
https://www.instagram.com/neco_waku/
※Instagramは写真や動画を共有するサービス。ストーリーズはその中の機能で短い動画をアップ手軽にできるもので、「今」何しているが伝わる便利な機能です。このブログでは写真で様子をまとめてお伝えしていますが、Instagramのストーリーズ機能では1日に10〜30回ほど短い動画で様子をお届けしています。ぜひ、Instagramもご覧ください。※ちなみにストーリーズの動画を見るにはInstagramのログインが必要です。(無料アカウントをとってご覧ください。動画を表示するにはログインして、ネコわくの丸い緑色のロゴマークを押すか「通学合宿A」という丸いマークを押してください。)
by neco-waku
| 2020-02-23 14:59
| ◇チャレンジ通学合宿
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