星空キャンプ〔2日目〕小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に帰ってくる日。自分で探査機の模型も作って、JAXAでその瞬間にも立ち会って、はやぶさ2づくしの1日でした。
2020年 12月 05日
星空キャンプ2日目は、とても特別な1日になりました。そう、今日、2020年12月5日は、6年前に地球を飛び立った日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が、長い旅を終えて小惑星の石を拾って、地球に帰ってくる日。ちょうど今回のキャンプの2日目の午後なんです。
そうしたこともあり、今回は特別にJAXA(宇宙航空研究開発機構)の沖縄宇宙通信所で、小惑星のカケラが入ったカプセルを地球に向けて分離する瞬間に対会えることに!
そのタイミングは午後2時半ごろなので、午前中は、そんな探査機はやぶさ2の模型を作ることに挑戦しました。もちろん、まずはしっかりと座学から入るのがネコわく流のマニアックキャンプの流れ。今回も、探査機の模型づくりやJAXA施設の見学をする前に、宇宙について、天体の種類やその仕組みについて、そして宇宙探査の歴史やJAXAの仕事、はやぶさ2の活躍についてもしっかりと勉強しました。
そして盛り上がったのは摸型づくり。ゆうにー考案のミニはやぶさ2。なんと、特別な材料は一切使わないでホームセンターで手に入る木ネジやゼムクリップ、画鋲などを使って探査機を再現。
そんな素材で作っているのに、なかなか自慢の再現性になっています!!
みんなで次の探査に向けて、大量のはやぶさを作ったら、いよいよJAXA(宇宙航空研究開発機構)に向けて出発です。
恩納村にあるJAXAの施設は、はやぶさ2などの探査機や人工衛星との通信を行う施設。めちゃくちゃ大きなアンテナが出迎えてくれました。今回は、世界初の探査機からのカプセル投下という、なかなかない機会に恵まれて、施設の中でその中継映像を見られることになりました。
エンジンの話など、なかなかマニアックすぎてついていけない部分もありましたが、本物の映像を本物の施設でみられた感動は、他では味わうことはできないものです。宇宙空間で行われるカプセルの切り離しのカウントダウンをみんなで声を合わせてさけび、世界初の偉業を満喫することができました。
賑やかなメンバーを受け入れてくださった沖縄宇宙通信所のみなさん、本当にありがとうございました!
JAXAでたっぷりとすごしたので、夕方になっていましたが、星空キャンプのメンバーはそのままやんばるへ出発。今夜は山上キャンプ場でテントで泊まります。そして天体望遠鏡を出して、満天の星空を観察〜〜〜。という算段でしたが…。なんと結構な雨が降り続く天気となりました。どうやら今夜は星を見ることは厳しそう。
寒い山の上で「ぎょう座うどん」を食べて温まったら、テントの中でプラネタリウム装置をつけて盛り上がり、最後は雨森を探検。●t年記念物のイボイモリに遭遇したり、まるで地球外生命体のような容姿のオオゲジにおどろいたり、やんばるの森を楽しんで今夜はおやすみなさーい。
明日の明け方、太陽が昇る前に奇跡的に雲が切れたら、天体望遠鏡にもチャレンジしたいと思います!(う〜ん、今回は厳しいかな)。それでも、もしかしたら一生に一度の機会を満喫した星空キャンプ2日目でした。
▼今日の様子はインスタで動画配信もしています。
https://www.instagram.com/stories/highlights/17875287323028870/
by neco-waku
| 2020-12-05 22:52
| ◇星空キャンプ
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